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もっとキモチイイコトされちゃう!

第10章 すれ違い

「うあっ、イく、イく」
「やぁんっ、ダメぇ〜」

中にビュクビュク出されちゃってるのを感じる。
全て絞り取るみたいに中が痙攣する。



キモチイイ……




「はぁはぁ……良かったよ、りく」
「……」



アキのがやっと引き抜かれる。
精液が膣から流れる。



「お前は俺から逃げられないの、わかった?」
「……」



また、しちゃったよぉ……



自分でアキの精液を拭き取る。
こんな身体だけの関係なんてむなしいのに…、やめられない。



抱いてほしいのは、瑞希だけなのに。










帰りに、アキが女の子と歩いているのを見かけた。
どうやら彼女らしい。
優しい笑顔で彼女を見つめるアキ。
さっき私の身体を弄っていた手は、今は彼女と仲良く手を繋いでいる。



「帰ろ」

なんで彼女がいるのにやめてくれないんだろ。






家に帰ると、瑞希がいた。

瑞希だけじゃない。

女の子の靴もある。


やだな……



「おかえり、りく姉」
「ただいま」
「……またヤられちゃった?」
「……っ、そんなことっ」
「ほんと好きだよね、りく姉は、男のチンコがさぁ♪すぐ誘うし、ね」
「何言って……」
「誰でもいいくせに」
「…………なっ」
「りく姉、俺はね……」
「……」
「俺は、……今日は弄ってやんない♪」


瑞希がクスクス笑う。



「瑞希くん、何してるの、まだぁ」
「今行くよ」


瑞希の部屋から甘えるような女の子の声が聞こえる。


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