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おにいちゃんのおもちゃ

第15章 秘密の遊戯:妹

「ただいまぁ」
「おかえり、美砂。ご飯出来てるよ」
「本当?今日は何かなぁ」
「美砂の大好物のハンバーグだよ」
「やったぁ」


……そういえば、おにいちゃんの大好物ってなんだろ。


聞いてみたら


「俺の好物?もちろん美砂だよ。早く食べたい♪」


だって。


美砂も……
おにいちゃんに早く食べてほしいよぉ……
って、思うけど、恥ずかしくて言えない。





……さっき、大輔くんとえっちなことした時、クチュクチュはされたけど、大輔くんだけイっちゃって、美砂はイってないから、あそこがウズウズするの。
こんなこと、おにいちゃんにバレたらどうなっちゃうんだろう。


考えてるとまたえっちな気分になっちゃう。


そんな美砂をおにいちゃんはジッと見て、クスっと笑ったの。


「後で……ね。ハンバーグ冷めちゃうから」
「うん」


おにいちゃんはなんでもお見通しなのかなあ。





ハンバーグにニンジンのグラッセ。
オニオンスープにサラダ。


お母さんとお父さんが出張に行ってから、ご飯は交代で作ってるの。
もともと料理が趣味だったおにいちゃんはもっと上手になった。


「おいしいっ。チーズが入ってる〜」
「だろ」


やさしくてかっこよくて料理も上手なおにいちゃん、美砂の大好きなおにいちゃん。
ちょっと、……えっちだけど。


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