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おにいちゃんのおもちゃ

第22章 再会:兄

夏休みが終わり、新学期が始まる。





時子と連絡を取って知ったことだが、時子は俺と同じ高校に通っているらしい。


学年は同じだがクラスは離れている。






昼休み、俺は時子と屋上で会う約束をした。












「公彦さんっ」
「時子」


制服を着た時子が、屋上で待っている。
今までは水着だったから不思議な感じだ。
みんなと同じ制服なのに時子が着ると上品に見える。
やっぱりおかしい。
胸が締め付けられるような……


「ほんとに同じ高校だったんですね。制服似合ってますね」
「時子こそ」


急に風が吹いて、時子のスカートがふわりと広がる。


「……きゃ」


白いレースのついたパンツが見える。


「やだ」


スカートを押さえる時子。
俺はその手を取ってキスする。


「……っ」
「もっと見せてよ」
「あ……」


指を舐めて、それから、唇に、キス。
時子は抵抗しない。
舌を入れると、絡めてくる。


「公彦さんっ……私……ちょっと離れてただけでも身体がつらくて……」
「うん」
「公彦さんに抱かれることばかり考えてたんです。私、どうしちゃったんだろう」


舌の感触を楽しみながら……
スカートに手を入れる。

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