おにいちゃんのおもちゃ
第29章 大輔くんの前で:妹
「すげ……」
「はぁはぁ……大輔くん……」
その時……
「何してるんだ」
「あっ……」
「ちっ」
おにいちゃんが入ってきたの。
おにいちゃんは大輔くんの首を掴むと……
「ぎゃっ」
身体を床に叩きつけたの。
「おにいちゃん、やめて、大輔くんに酷いことしないでっ」
「……」
おにいちゃんは無言で大輔くんを蹴ったの。
「おにいちゃんっ、お願いっ、大輔くん死んじゃう」
大輔くんのお腹を蹴り続けるおにいちゃん。
「ううっ、う……」
「……」
「も……やめっ……おにいちゃん……」
美砂は怖くて泣きだしたの……
「美砂……」
おにいちゃんは蹴るのをやめてくれる。
「ううっ、ひっく……」
「ごめん美砂、怖かった……よな」
「うん……」
「でもね、美砂、こいつは悪いことをしたんだ。だから罰を受けなきゃいけない。わかるね……?」
「え……」
大輔くんは震えてる。
「はぁはぁ……大輔くん……」
その時……
「何してるんだ」
「あっ……」
「ちっ」
おにいちゃんが入ってきたの。
おにいちゃんは大輔くんの首を掴むと……
「ぎゃっ」
身体を床に叩きつけたの。
「おにいちゃん、やめて、大輔くんに酷いことしないでっ」
「……」
おにいちゃんは無言で大輔くんを蹴ったの。
「おにいちゃんっ、お願いっ、大輔くん死んじゃう」
大輔くんのお腹を蹴り続けるおにいちゃん。
「ううっ、う……」
「……」
「も……やめっ……おにいちゃん……」
美砂は怖くて泣きだしたの……
「美砂……」
おにいちゃんは蹴るのをやめてくれる。
「ううっ、ひっく……」
「ごめん美砂、怖かった……よな」
「うん……」
「でもね、美砂、こいつは悪いことをしたんだ。だから罰を受けなきゃいけない。わかるね……?」
「え……」
大輔くんは震えてる。