おにいちゃんのおもちゃ
第5章 告白:妹
「え……」
大輔くんが顔を近づけてくる。
ドキドキする……
「美砂、チュウするから目つぶって」
「ん……」
ドキドキが止まらないよぉ……
大輔くんの唇が美砂の唇に
その時、鞄の中のスマホが鳴った。
2人、慌てて離れる。
スマホを取り出すとおにいちゃんからの電話だ。
「おにいちゃん!」
遊具から出ておにいちゃんの電話に出る。
低くて優しい声が聞こえる。
「美砂、帰りが遅いけど、なんかあった?」
「無いよ、大丈夫、お友達とお話してたら遅くなっちゃったの」
「そっか、気を付けて帰っておいでね」
「うんっ」
やっぱりおにいちゃん大好き。
おにいちゃんに抱っこしてほしくなっちゃった。
早く帰ってぎゅーしてもらおう。
「大輔くん、美砂もう帰るね、おにいちゃん心配してるから」
「あ、ああ、またな」
「うん、じゃあねえ」
美砂は走っておうちに帰ったの。
「ただいま」
「おかえり、美砂、走って帰ってきたのか」
「うんっ、だっておにいちゃんの声聞いたらぎゅってしてほしくなったんだもん」
「美砂は甘えん坊だな」
美砂がおにいちゃんに抱きつくと、おにいちゃんがそっと頭を撫でてくれる。
「美砂、ご飯の後部屋においで」
「うん、おにいちゃんのお部屋に行くね」
大輔くんが顔を近づけてくる。
ドキドキする……
「美砂、チュウするから目つぶって」
「ん……」
ドキドキが止まらないよぉ……
大輔くんの唇が美砂の唇に
その時、鞄の中のスマホが鳴った。
2人、慌てて離れる。
スマホを取り出すとおにいちゃんからの電話だ。
「おにいちゃん!」
遊具から出ておにいちゃんの電話に出る。
低くて優しい声が聞こえる。
「美砂、帰りが遅いけど、なんかあった?」
「無いよ、大丈夫、お友達とお話してたら遅くなっちゃったの」
「そっか、気を付けて帰っておいでね」
「うんっ」
やっぱりおにいちゃん大好き。
おにいちゃんに抱っこしてほしくなっちゃった。
早く帰ってぎゅーしてもらおう。
「大輔くん、美砂もう帰るね、おにいちゃん心配してるから」
「あ、ああ、またな」
「うん、じゃあねえ」
美砂は走っておうちに帰ったの。
「ただいま」
「おかえり、美砂、走って帰ってきたのか」
「うんっ、だっておにいちゃんの声聞いたらぎゅってしてほしくなったんだもん」
「美砂は甘えん坊だな」
美砂がおにいちゃんに抱きつくと、おにいちゃんがそっと頭を撫でてくれる。
「美砂、ご飯の後部屋においで」
「うん、おにいちゃんのお部屋に行くね」