テキストサイズ

おにいちゃんのおもちゃ

第6章 オシオキ:兄

「美砂、膝に乗って」

俺の部屋に来た美砂を膝に抱っこする。
美砂は猫のように頬をすり寄せて気持ち良さそうな表情を見せる。

美砂の髪を撫でてやると、うっとりと目を細める。

かわいい妹は、いつ喰われてもおかしくないくらいすっかり無防備になっている。


「かわいい、美砂」

俺はルームウェアの上から胸を触る。
お風呂に入ったため、シャンプーの香りがする。


「おにいちゃあん……」
「美砂、ブラしてないからすごい柔らかいよ、乳首の形までわかる」
「あん、おにいちゃん、ダメ……あ」


乳首を見けてコリコリとつまむ。


「やん、おにいちゃん、あん」
「乳首、硬くなってるのがわかるよ、もっと弄ってあげる」
「あっあ、ダメ……」


美砂が股をモジモジさせる。
どんな状態なのか触らなくてもわかる。

何かを期待して、誘うような表情で俺を見つめる美砂。
完璧に女の顔だ。


俺はわざと美砂が触ってほしいところには触らず、腰を撫で回す。


「おにいちゃん、おにいちゃあん……」
「美砂、えっちな気分になった?」
「なったよぉ」
「かわいい、美砂、美砂はおにいちゃんが1番好きだよな」
「もちろんそうだよぉ」


美砂のルームウェアの中に手を入れて肌を撫でる。



「今日は本当はどこで何してたの」
「それは……」
「あいつとえっちなことしてた?」
「大輔くんとはえっちなことなんてしてないよ、好きって……言われただけ」


大輔……?
もう名前で呼んでいるのか。


「そうなんだ。美砂は正直でいい子だね」


頭の中が妙に静かだ。
本当にキレてるときは逆に冷静になるのか。



「お、おにいちゃん……、なにするのぉ」


俺は素早く美砂の手首をネクタイで縛る。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ