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「あぁん……冴木くん」
「う、わっ、こんなにっ、気持ちいいのかよ！ぜんぶ入れるぞ」


冴木くんのがどんどん中に入っくる。


美砂はお兄ちゃんのものなのに、受け入れて、感じてる……


「た、ちばなっ、お前も、イイ？」
「……うん」
「マジ？」


冴木くんの息が荒い。






その時






話し声が聴こえた。


「わっ、やべ！誰か来る」
「あん」


佐伯くんのが引き抜かれる。


「あ……」
「どーすんだよ、これ」


慌てる佐伯くん。


話し声は、そのまま教室を通り過ぎていく。


美砂も、洋服を直して鞄を持つと、教室から飛び出したの。






やだ、このままじゃ、身も心も、冴木くんのものになっちゃう。
冴木くんのこと、好きになっちゃう。


こんなに美砂を気持ち良くしてくれるんだもん。


どうしよう。
どうしよう。