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おにいちゃんのおもちゃ

第36章 セックスしかない:兄

久しぶりに俺は美砂を抱いた。


体は俺をあんなに求めてくれたのに、美砂は最後まで心を差し出さなかった気がする。
他の誰かを思う美砂。
嫉妬で気が狂う。
もし俺が逃げずにずっと美砂を大切にしていたら、心が離れることは無かったのか?


わからない。
それでも俺は、もう美砂から離れることはできない。
もう次に美砂を抱くことを考えている。
美砂が他の男を思っていても、俺は美砂をヤる。
ヤらずにいられない。








次の日も、美砂は帰りが遅い。


彼氏とやらの所に行ったのか?


他の男に抱かれて、美砂はどんな反応をしてるんだ。
公園で見たあの時みたいに喜んでるのか。
俺の時より気持ちいいのか。







「ただいま」


美砂が帰って来た。


「美砂、おかえり。どこ行ってきた?」


重い男みたいなことを聞く俺。


「彼氏のとこ。えっちしてたの。おにいちゃんがキスマークつけるから、浮気したんじゃないかってすごく激しくされたよ」
「キスマーク?そういえば、つけたな。セックス燃えちゃったか?」
「もぉおにいちゃんとえっちしない」

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