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おにいちゃんのおもちゃ

第11章 従兄弟のおにいちゃん:妹

「てめえマジで二度と来るな」
「寂しいこと言うなよ、公彦」


ちょっと不機嫌なおにいちゃん。
たつにいちゃんは気にしないでご飯をおかわりしてる。


「でも、マジメな話、俺の方が美砂ちゃんを幸せにできるし、堂々と付き合えるぜ」
「うん……」
「大体お前女いるだろ」
「あー(笑)」
「たつにいちゃんに彼女がいるなんて初めて聞いたよ」
「はっはっは、じゃあ帰るよ」


たつにいちゃんは洗い物をして、荷物をまとめ始める。











「また来てね、たつにいちゃん。でもえっちなのは無しだよ?」
「あぁ、わかってるよ、またな」


たつにいちゃんが帰って行く。







「はあ、嵐が去ったな」
「うん、寂しくなるね」
「美砂は寂しいのか?」
「美砂はおにいちゃんがいればいいよぉ」


美砂はおにいちゃんに抱きついたの。

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