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もう1度好きになってもいいですか?

第3章 元に戻って

マネージャーの朝は早い。
朝5時起床。
5時半朝ごはん。
5時45分登校。
6時到着。

集合時間より、早めに来てしまった。まっいっか。あたしは、道具の準備を始めた。

「これでよしっ」
倉庫から最後の道具を出し終わった時には、もう部員が1人来て、練習をはじめていた。

壁にボールを投げて跳ね返ってくるボールをとって投げる。
バンッ パシッ バンッ パシッ

あの投げ方、あいつに似てる。よく、一緒にキャッチボールしたなぁ。ま、そんなはずないよね。あいさつしなきゃ。

「あのっ、おはようございます。」
男は振り返って、あたしを見た。




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