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もう1度好きになってもいいですか?

第3章 元に戻って

彩、駿のこと、好きだったんだ。駿、なんだかんだ言ってかっこいいもんね。

2人はキャッチボールを始めていた。あたしとしてた時より、速くて威力がある。昔はあたしと同等だったのに。キミはどんどん変わってくんだね。ついていけないよ。

気付けばたくさんの人がグラウンドに溢れていた。見れば、他の部の女子もいる。
「杏。女子たち、散らしに行くわよ。」
あたしと彩はフェンスにかけていった。

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