
魔法の媚薬
第1章 出会い
平日の木曜夜。7時からのワークショップは、駅近くの市民センターの一室。集まったのは10人ほどの男女。高校生や大学生の若者もいれば、サワコの様な会社帰りのサラリーマンといった雰囲気の人も。
地域密着型の劇団が主催してるらしく、講師は30代半ばの劇団員のワタベという男性が受付に。マキは、その劇団の公演にもよく行ってるらしく、ニコニコと「ワタベさん、こんにちは〜」なんて、挨拶してる。私、場違いじゃないのかな。
「ようこそ、初めてですか。よろしくお願いします!」ワタベの隣で、元気よく挨拶してきた若者が。マキによると、まだ3年目の若手劇団員のミツヒロくんだそう。ふ〜ん、芝居やってる男の子って、こんな感じ?
そして、それが、サワコとミツヒロの最初の出会いだった。
地域密着型の劇団が主催してるらしく、講師は30代半ばの劇団員のワタベという男性が受付に。マキは、その劇団の公演にもよく行ってるらしく、ニコニコと「ワタベさん、こんにちは〜」なんて、挨拶してる。私、場違いじゃないのかな。
「ようこそ、初めてですか。よろしくお願いします!」ワタベの隣で、元気よく挨拶してきた若者が。マキによると、まだ3年目の若手劇団員のミツヒロくんだそう。ふ〜ん、芝居やってる男の子って、こんな感じ?
そして、それが、サワコとミツヒロの最初の出会いだった。
