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齟齬

第10章 10



僕は

顔をあげ紗智子を見た。


唇が揺れる。

笑っているのは

口元の緩みのせいか…


そっと

ペニスを抜くと


すみれの濡れた性器は

音を立て

静かに

閉じた。




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