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齟齬

第4章 4


「こんばんわ。


 悠君…電話まってたのよ。」


カウンターのしたの

冷蔵庫のかがみ

氷を持ち立ち上がると

目の前に彼女がいた。


「・・・・・・・・・・・」


「会いたかった。」


楽しそうに微笑む彼女。

今夜は

千鳥格子のタイトスカート。

上で纏めた髪。

襟元の

サーモンピンクのスカーフが

柔らかさを演出した。

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