テキストサイズ

齟齬

第4章 4




「そうですか。


 つけていただきましょう。


 僕のセックスに値段を。」


底なしの欲望が

紗智子を支配しているのだろう。

その

満足げな顔を


歪ませてやるよ。


失望が

傷口となって

たっぷりえぐってやるさ。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ