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いいから早く俺のものになれよ

第4章 なんで・・・

玄関のドアを開けると、
小川先輩が真っ赤な顔して
立っている。

「淳也くーん。
 あっそぼー。」

抱きついてくる。

「やめてください。」

俺は離れる。

が、やはり力が強い。

酔ったらバカ力になるのか!?

様子がおかしいと
思ったのだろう。

美幸が来る音が聞こえる。

来るな!!

「じゅん・・・や・・・。
 何してるの??」

俺は必死になって
先輩の腕から
逃れようとしている。

「美幸、
 後で話すから
 向こうで待ってろ。」

「いやあああああああああ!」

美幸はそのまま外に
出て行ってしまった。

まてよ。

今すぐ追いかけたい。

待ってくれ。

そう言おうとした口が
ふさがれる。

キスされている。

どうしようこの状況。

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