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昨日よりも今日を愛して❤❤❤

第6章 俺の知らない気持ち

俺はオヤジの胸ぐらを離した


すると人混みの中へ姿をけした



安全のため兄ちゃんは電車の入口側へ立って俺が囲む状態にする


正人「ぐすっふぇっっっ……ぐす」

さっきまでの恐怖心から解放されたのか泣いていた

俺は満員をいい理由にして兄ちゃんの顔を俺の胸に押し当てる

兄ちゃんは素直に俺の胸で泣いた

声を押し殺して……





正人「ひ、ひなった、ぐすっ助けてくれてっ、ありがとっ」


俺「なんで教えてくれなかったの?」

正人「迷惑を、かけたくっ、ぐす、なかったの」




俺は兄ちゃんが愛おしくて

愛おしくて


俺はあんたを一生守る



そう心に誓った

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