幼いえっち
第17章 幼いお嬢様
「お前はほんとに、どっか抜けてるよなぁ」
カイくんがモモちゃんを立たせながらあきれたように少し笑う。
「はい、モモちゃん、バッグ」
渡そうと差し出すと、モモちゃんは少し気まずそうにチカを見つめてくる。
「あ。。」
チカは運動会日の校庭での事を思い出した。
「モモちゃん、その・・
あの時はごめんね・・・
モモちゃんがいるのに、あんな態度とって・・・
びっくりしたよね。
私はチカ、仲良くしてね。
はい、これモモちゃんのバッグ。」
にこっと笑いかけ、もう一度バッグを差し出す。