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幼いえっち

第17章 幼いお嬢様

「お嬢様、帰りましょう。
そんな格好で出歩いては、お父様のメンツにも関わってきてしまいます。
取引先の方に見られでもしたら・・・」


小さなモモちゃんを、その男性は軽々と持ち上げた。



「やっ!!
やぁだああーー!!まだ来たばっかりじゃないっ!」

ぽかぽかっとスーツの背中を叩く。


「お嬢様、我儘いわなでください。
着替えたらまた来ましょう」


「嫌ぁぁっ!!
カイにもせっかく会えたのに!!
カイとお参りするーっ!」


「お嬢様・・・イダダダッ!!!」


ついに彼の髪まで引っ張り始めた



「お、お二人とも、よろしかったらお屋敷にいらっしゃいませんか?」


スーツの男性がそう言うと、モモの動きがぴたりと止まる。


「初詣の中、お引止めして大変申し訳ないのですがわたくしを助けると思って・・・;
そんなに時間は取らせません。
またこの神社にお送りいたします。」




困り果てた表情の彼の頼みに、
二人は苦笑いで頷いた

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