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幼いえっち

第27章 思いがけない午前

だらんっと、

力なくあたしにまわさている腕を
どーにかすり抜けくぐり抜け、

あたしは音を立てないようにゆっくりと部室から出た。



・・・・ぱたんっ・・・・



っ・・・ふーーー;;



外に出ると、いっきに力が抜ける。


あたしはそのまま、
足早にその場を離れることにした。




まだ午前中なのに・・・


なんていろんな事が起きる日なんだろう、
今日は・・・。



カイくんに産婦人科でのこと、
話さなきゃいけないのに
顔、合わせづらいよ・・・


ルナさんなら、
こういう時どうするんだろう・・・?




連絡先を聞かなかったことに
あたしは今更気づき
心から後悔した



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