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幼いえっち

第29章 一年ぶりの再会

「じゃ、俺そろそろ行くわ。
玄関の鍵、あけっぱなしできちゃったし。

じゃなっ!」


「あっ・・、うん。
またねっ!」


そのままカイくんは自分の家の方向に走り去る。



「っ・・ぶっ
部活、がんばってねーっ!」



カイくんの背中越しに叫ぶと、
カイくんは振り返り大きく手を振ってくれた。


あたしはなんだか物足りないまま
家の中に入った。




せつない気持ちで胸がいっぱいになる


だけど、

玄関に入った瞬間にかき消された。



「キャンキャンキャンッ!!」


「わっ!!
こ、コロッ!!」

すでにすっかり忘れてた;


うちでコロ、預かるんだった。


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