幼いえっち
第32章 ナギの好きなヒト
「一体なんなんだよチカ・・・;」
部屋の扉をしめ、
あたしはカイくんに向き直る。
「あのっ・・・・・・・!」
しゃべり始めようとして言葉が詰まる。
カイくんは上半身裸で
肩からタオルをかけている状態だった。
シャンプーのいい匂いが鼻をくすぐり
濡れた髪が色っぽい。
「ッ・・・・・;;;」
「????」
あたしが固まるのをみて、
カイくんは不思議そうな顔をする
「・・・・なに、チカ。
俺が半裸だから緊張してんの?笑」
「ちっ、や、そ。
そんなんじゃないヨッ!!!」
やばい;声が裏返った。
それを聞いたカイくんは爆笑する
「あはハッ!マジかッ!笑
冗談で言ったのに。
チカ可愛いなぁーっ」
「むーーーー;;;
そうじゃなくってぇー・・
グイッ・・・!!
「っきゃ!」
言葉を制止するように、
学習机のイスに座ったカイくんは
あたしの腕を突然引っ張った。