幼いえっち
第33章 ふたりで勉強
「一年の数学って、
2,3年の基礎だから
今わかんないままにしとくとまずいぜ?
ホラ、かしてみ。」
市原先輩はあたしのシャーペンを奪うと
問題をサラサラと解いていく
「これの、
どこがわかんない?」
机から顔をあげ、
市原先輩はまっすぐとあたしの瞳をみつめた。
助けを求めるようにナギをみても
ナギにはそれも通じなかった。
「あの・・
この数式のXが。。」
指をさしてわからないところを言うと
先輩は視線をまた問題集にうつす。
真剣に
先輩は勉強を教えてくれた。