幼いえっち
第34章 クリスマス会
モモちゃんが去った後、
あたしはカイくんを小突いた。
「もうっ、遅いよ。
何してたの??」
あたしが膨れて言うと
カイくんは慌てて言う
「ご、ごめんチカ。
外でモモちゃんに・・・その・・・
偶然会ってさ。
話しこんじゃっ・・・
カイくんが話し始めたその瞬間、
いっきに照明が落ちる。
そして、天使のような歌声が
教会中に響き渡った。
ハッとして前を見ると、
スポットライトに照らされた女の子が
独唱している。
最初の一唱節を歌いきると
園児全員の合唱が始った。