幼いえっち
第34章 クリスマス会
ドアが閉まる前に、
もう一人飛び込んでくる。
あたしはその子をみて声を上げた。
「あっ。モモちゃん!」
モモちゃんはびくっとすると
あたしに視線を向けた。
「あ、チカ・・・・」
「久しぶりだね。
モモちゃん、背伸びたんじゃない?」
あたしがそう言うと、
モモちゃんは気まずそうに笑った。
カイくんに一瞥をくれると
あたしに聞いてくる
「ジョシュ、見なかった?」
あたしは前の方でビデオ撮影の準備をしているジョシュを指差す。
「ありがとっ・・」
そう言うとモモちゃんは
ジョシュに向かって歩き出した。
あたしの後ろでは
カイくんが安堵のため息をつく。