幼いえっち
第35章 ヒメハジメ
目を離せずにいるあたしに
ジョシュが声をかけてきた。
「・・様・・・チカ様・・・?」
「あ、はいっ!!」
ハッとして振り返ると
ジョシュはあたしを見据えていた。
「・・・ザックの事が気になりますか?
紹介が遅れましたね。
彼は先月からココで働き始めた
ザッカリーと言います。
今は私の元で勉強中です。」
「あ、はぁ・・そうなんだ」
視線をザックから外さずに
返事をするとジョシュは黙り込む。
「・・・・・・」
仕事が終わると
視線に気づいたザックはあたしたちに
一礼をし廊下に戻った。
「・・・・・・・では、のちほど。」
ジョシュによって、
ドアは静かに閉められる。
「・・・・・・;」
あたしが黙っていると
カイくんが口を開いた
「なんか
ヤンキーみたいな執事だな笑」
「ね、びっくりしちゃった;
しかも結構若いよね。」
あたし達の会話を聞いて
モモちゃんは口を開く
「でも、すっごく頑張ってるみたいで
イイコだよ!」