幼いえっち
第35章 ヒメハジメ
「す・・・みません・・・チカ様・・・・」
突然謝ってくるジョシュ
あたしは少し驚いて
ジョシュのほうを見る。
あたしに覆い被さったまま
倒れこんでいるジョシュは
顔の半分をベッドに埋めたまま
こっちを見ていた。
「俺・・・
何度もチカ様に失礼なことを・・」
ジョシュが、
初めて今までの事に触れた
初めてモモちゃんちにきた時。
校門の前で、偶然会った時。
お互い、あのときの話を口に出すことはなかったのに・・・・
あたしは、慌てて首を振る
「あ・・たしも・・・
分かってて、逃げなかったし・・・・」
逃げようと思えば、
逃げれたのは事実。
でも、なんで逃げなかったのかは
自分でも、わからないんだ。