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幼いえっち

第7章 カイの想い

「お腹大丈夫?」
カイくんの手がチカのお腹をさする。


「まだちょっと変な感じがするけど、大丈夫」
本当は結構ジンジンしてるけど・・;


そっか、と言って今度はチカの髪を撫でる。


「痛い思いさせてごめん。俺、ずっと悩んでたんだ。その。セックスすること」


チカはカイくんを見つめながら話を聞く


「チカとセックスして、本当にいいのか俺わかんなかったんだ。


チカのこと、大好きだけど・・大好きだからこそって言うかさ。」


「?」チカは首をかしげる。


「父さんがいつも言うんだ。チカちゃんは女の子なんだから、俺がしっかりしろって。

セックスは相手を好きな気持ちだけじゃダメなんだ。思いやる気持ちもないとってさ」



カイくんは天井を見上げる


「俺は両方ともチカに対してあると思った。大好きだし、チカを誰よりも想ってる。
でもセックスって女の人にとって、大変な事だと思うんだ。

母さんみたいに妊娠すれば体や体調があんなに変わるし、
今だってそう。
俺は痛いところなんて一つもないのにチカはそうやって我慢してる」


「カイくん・・・」なんでもお見通しだね・・



「でも俺、さっきも言ったけど。チカのこと、大切にするから。」

カイはチカをぎゅっと抱きしめる


「痛い思いさせて、ごめんな」


チカは首を振りながらカイくんを抱きしめ返す。




カイくん、その気持ちだけで充分だよ・・

だってほら、ジンジンするこの痛みさえ、今は心地いい。



カイくん、大好き・・・

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