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幼いえっち

第38章 幼い関係からの卒業

家に行く途中にある、
運動公園。


道路からでも
あのタコの遊具は
大きな頭を覗かせていた。


寄ってみようかな。

そう思って公園の中に入ると、

ベンチのところに
見覚えのある後姿があった。



・・・・・カイくん・・・


一人でポツンと座って
公園でまだ遊んでいる子供達を
眺めている。




どうしよう・・


一瞬、

このまま引き換えそうかと思ったけど


あたしは思いなおして
早足でその後姿に近づいていった。




あたし、ちゃんと謝らないと。


カイくんは、
正直に話してくれて
ちゃんと謝ってくれたのに。


あたし、まだちゃんと言ってない。




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