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幼いえっち

第38章 幼い関係からの卒業


「・・・・え・・・・・」

嘘・・・




あたしが顔を上げると


カイくんは、

今までに見たことのないような
険しい表情だった。



あたしから視線をそらしたまま
ポツリと呟く。



「・・・・ごめん。」



ベンチから立ち上がり
ゆっくりと立ち去る



あたしはまた、動けなくなった。


遠ざかる背中を
ただ見つめた。



やだ・・・・

やだよ・・・カイくんッ・・・・・!!!



目の前が、
真っ暗になる





気がつくと、
あたしはカイくんにすがり付いて
泣いていた。


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