幼いえっち
第42章 ユウワク
あたしの視線に気づいたアラタくんは
また小さく笑う。
「チカちゃんってさ、
結構がんばりやさん?w」
「え・・・えぇ??;」
「無理してたくさん本抱えたり、
届かないのに届くっていったり。」
「あ・・ごめん・・;」
「あ、いや、悪い意味じゃないよ。
なんか、そういうのっていいよね。
僕は結構好きかも。」
「!?え?」
「なんか、”できなぁーい”って
頼ってくる子よりも
一生懸命やろうとしてる子のほうが
可愛く見えるんだよね、僕。」
「そ・・そうなんだ・・?」
なんか・・返答に困る。