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幼いえっち

第43章 コンワク

ど…うしたらって…


答えられないあたしに
うってかわって

心臓はうるさいくらい
大きく鳴る


「チカ、ドキドキしてる・・」

含み笑いをしながら
カナメが呟き
黙り続けるあたしに続ける


「いつまでも・・いつも
こうやってしていたい。」





カナメの胸の中は心地よくて、
カナメの心臓の音が静かに聞こえた



「かな・・め・・・」



そう、呟いた瞬間。



視界に、人影が入った



「!!!!」


あたしは慌てて
カナメを突き放す。


間違えるはずない、
あれは・・!!


「っ・・・カイ・・くん・・」





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