幼いえっち
第43章 コンワク
一瞬、
その後姿を追いかけようとしてしまう
でもそれは、
カナメが話しかけてきたから
妨げられてしまった
「チカの幼馴染、
チカの事好きなんだね」
カナメは、
少し笑いながら言った。
あたしは咄嗟にそれを否定する
「えぇ!
そんなんじゃないよ。
好き、だなんて言われたことないし。」
カイ君が去っていた道を眺めながら
そう答える。
「言葉がすべてじゃないよ」
「えっ?」
「あ、なんでもない。
ライバルの株上げてどーすんだ僕w」
「か・・カナメ・・;
カイくんはホントに、
あたしの事そんな風には・・・」
「ははっ
ま、どっちにしろ、
僕はカイ以上にチカの事が
好きだけどね」
カナメは
あたしの前髪をそっとずらすと
おでこにキスをした