幼いえっち
第44章 ゴカイ
リンちゃんが教室から出ようとした瞬間
「あっ・・」
「おっ・・!」
アラタとリンちゃんが
丁度、ドアのところで遭遇した
「あれ、リンちゃん、久しぶりー!
この塾だったんだ?
てか、入ったばっか?」
「うんっ!アラタくんも久しぶり!
夏期講習よかったら
本格的に入塾しようと思ってるの。
アラタくんのクラス、どう?」
「先生面白くていいよ!
早くAクラスきなよー!」
「いきたーい!
アラタくんいたら楽しそうだし☆」
「僕も、リンちゃんいたら
楽しいと思うよ。
次のテスト、頑張ってね!」
「うん、ありがと☆
じゃぁ、またね」
「うん。気をつけて帰ってね」
アラタはぽんっと
リンちゃんの肩をたたき、
そのままこっちに近づいてきた。
そしてあたしに声をかける
「お待たせ、チカ。
もうすぐカナメも来るから
ちょっと待ってよ?」