幼いえっち
第44章 ゴカイ
カナメはイタズラっぽく微笑む
「大丈夫だよ。
見つかって困るのは向こうだから。」
下にいるアラタがこっちを見上げながら言った。
「あれ。うちの講師と生徒だよ」
え...えええええっっ!!
あたしはびっくりして
もう一度その窓からビルの隙間を覗いた。
カナメがあたしの耳元で呟く。
「確か、女の子のほうは
チカと同じ学校の子じゃない?」
そう言われるとますます誰だか気になってしまう
恐る恐る、確かめようと
絡み合う二人にまた視線を向けた
女の子は身体を壁にもたれ
時折大きく震えた
そして、
男性がグイッと彼女の顎に指をやり
激しくキスをする
"ンンッ・・・フゥンッ"
グチュックチュッ
いやらしい音が
キスの激しさを表す
その瞬間、
女の子の顔がはっきりと見えた