テキストサイズ

いろんな…H

第4章 彼氏の…弟


¨ブブ…ブブブブ¨

携帯が鳴る


着信は…楓だった


最初は無視していたが…
あまりのしつこさに


「やめて…!」


出てしまう

電話の向こうで楓がいつになく真剣な声で

「華…今近くの公園にいる…来い!!」


それだけ言って切れてしまった


「相変わらず…信じらんない…!」



楓への思いが募りそうな恐怖と
会いたい気持ちが混ざり合って

泣きたくなる


でも


逢いたいと…思ってしまう



ストーリーメニュー

TOPTOPへ