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海蛍

第20章 愛す者・愛される者

遥人と蛍のキスシーンを見てから俺は自分の家までどうやって帰ったのか全く記憶がなかった。



気が付くと自分の部屋に居て


気が付くと自分のベッドで横になっていた。




真っ白な天井を見つめがら、さっき見た蛍と遥人のキスシーンが頭に浮かぶ。


『はぁ・・』


思わず漏れる溜息。

と同時に右腕で目を覆う。




俺は蛍にフラれてしまうんだろうか・・。



俺は・・・遥人に蛍を奪われてしまうんだろうか・・。



『ははっ。・・きっつー・・・』



夢だったら今すぐ覚めてくれたらいいのに・・。

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