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海蛍

第20章 愛す者・愛される者

――――――・・・


『もう朝かぁ・・』


昨日の出来事が余りに衝撃過ぎて一睡も出来ず、ずっとベッドに横になったまま朝を迎えた。



・・目を閉じると


目を閉じてしまうと、脳裡に焼付いた蛍と遥人のキスシーンが浮かんでくるから。



それが怖くて



それがキツくて目を瞑る事が出来なかった。



あと



蛍はどうするんだろうか。


俺と蛍はどうなるんだろうか。



と考えると一睡も出来ず今に至る。

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