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海蛍

第20章 愛す者・愛される者

窓の外に目を向けると


朝焼けが凄く綺麗で

空気も凄く澄んでて

所々家の灯りが付いて逆にそれが星のように見え


思わず写メして蛍に送ってあげたい



なんて思ってしまうくらい綺麗で。




・・まるで真逆だな。



なんて思ったりして。



いつもならぐだぐだ考えても仕方ないから直ぐ話をしたりするのだけど


今回はどう切り出して良いのか


どう進めて行って良いのか分からない自分が居て。


例え、話をして俺が蛍の元を去ったとしても


遥人の彼女として蛍がいつか紹介される事実があるわけだから。


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