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海蛍

第20章 愛す者・愛される者

それから俺と蛍は新居を構え2人の生活が始まった。

朝から蛍の笑顔で始まり

蛍の笑顔で1日が終わる。


凄く幸せな日々を送ってたある日。


仕事で遅くなった俺は真夜中に家に着いた。

リビングに入るとソファーで転寝してた蛍が居て。

こんな遅くなったのにこうして待っててくれようとしたんだなぁ

なんて思うと凄く愛しく感じ、蛍を抱っこしてベッドにそっと連れて行こうとした時


蛍に目から一筋の涙が零れ

「ハル・・・」

と呟いた。

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