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海蛍

第20章 愛す者・愛される者








“蛍が好きだから。

俺には蛍しかいないから。



蛍が笑顔になれるは俺の傍が1番だと思ってるけど




蛍が本当に幸せになれる場所が遥人なら俺はその道を開いてあげようかと思ったんだ。


蛍がきちんと向き合って歩き出しやすいようにしてやろうって。



そういう愛し方もいいかなって思えた人と出逢えただけで

俺はすっごく幸せなんだ”





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