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小さなクリの木の下で。

第4章 おもてなし

「お腹いっぱいですわ。
 どうもご馳走様でした。」

主人は続ける。

「もう外は暗いです。
 今日は一泊して
 行かれたらどうです?」

「では、お言葉に甘えて。」

「あいにく部屋がないんだ。
 私と一緒でもよろしいかな?」

「はい。」

「では、
 部屋へ案内しよう。
 うちの国独特の
 〈マッサージ〉が
 あるのだが受けてみないか?」

「はい、では、よろこんで。」

「では、
 今日の部屋はこちらです。」

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