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小さなクリの木の下で。

第2章 少女の計画。

レミサには
脱出計画があった。

といっても
いつも執事と
いったことのある
町に一人でいってみるだけだ。

きっと
パパに言うと
執事がついてくるから
内緒で。


計画実行。

朝早く起きると
廊下にだれもいないのを
確認すると
窓から脱出した。

町の市場のあたりは
朝が早い。

にぎわっている
商店街を歩く。


大丈夫。
ここは
この間執事と歩いたもの。


レミサは楽しくなってきた。

あの奥はどうなっているのだろう。


好奇心。

「まぁ、
 ひらひらしていてとても美しいわ。」


レミサは
ちょうちょを
追いかけ始める。

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