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小さなクリの木の下で。

第3章 大きな建物。

大きな建物向かう途中。

「あら、
 どうしてあなたたちには
 首輪がついているの?」

レミサは
首輪のついた
男二人を見上げた。

「ぎゃくに
 おまいはなんでつけて
 ないんだ。」

「わたくしを
 おまい扱いとは
 おかしな連中も居るものね。」

「おまいのほうがおかしいよ。」

「なにをおっしゃる
 このレミサ様に向かって
 おかしいとは、
 お父様が黙っていませんわ。」

男達は驚くと
耳打ちを始める。

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