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職員室では､ｿﾜｿﾜしていた｡
小春に会えた｡
その感情が強すぎてヤバかった｡
もう授業をしたのかどうかも
覚えてない｡

昼休みは日直の小春が校内を案内
してくれるらしく､俺は待ちきれず
職員室の扉を開ける｡
開けたらそこには小春がいた｡
驚いた｡心臓の音が小春にも聞こえそう
なぐらいうるさかった｡

そして､小春に校内案内をお願いした｡

小春の隣を歩いている｡
ﾔﾊﾞｲ｡緊張してる｡何を話せばいいのか
わからない｡
その前に小春は俺の事を覚えている
のか？

悩んでいると､小春が男子生徒と
ぶつかって階段から落ちる｡
俺は咄嗟に小春を名前で呼び､
落ちかけている小春の腕を掴もうと
するが､間に合わなかった｡

俺は階段を走って降り､小春を抱えると
冬馬がこちらに気付いて駆け寄る｡