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あの場所で

第1章 恐怖のココロ 白石美緒side

私が高校に入学する少し前の中学3年の秋頃

私には彼氏がいた…

彼は、優しくて…私を笑わせてくれて…一緒にいると楽しくて…

大好きだった…

でも、それがだんだん、ヤろ?………ヤろ?………って言うようになって、私は彼にカラダを預けたんだ…

その後も会うたびにシてた

会うたびに…会うたびに…

私は彼の愛情を感じられなくなった

彼が欲しいのは私じゃない

私のカラダなんだ…

そう思った時、彼に言ったんだ

「たまにはゆっくり2人で過ごそうよ」

「は?」

「たまには2人でゆっくり過ごしたいよ」

「お前は何のために俺のそばにいるの?

結局女は男の性処理玩具なんだよ」

私はその男とすぐに別れた

その時思った

男は皆そう思ってる。男なんてただの性欲の塊だ。
怖い。怖い。怖い。


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