テキストサイズ

お隣さん!!

第4章 瑛と忍

「なっ...」

忍は目を見開いた。

瑛はこの様子を楽しむように続ける。
「で...お前は奏音のなんなわけ?」

「幼なじみだけど」
忍が少し迷ってから答えた。

「じゃあ俺が奏音に何をしようとお前には関係ないよな?」

なになに?
二人の間に火花が散ってるようにみえるんですけど...

「関係なくねーよ」
忍はそう言うと私をぐっと引き寄せた。

「え?ちょっと忍!?」

私は忍の腕の中にすっぽりとおさまっている。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ