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お隣さん!!

第4章 瑛と忍

わわっ...。

忍のぬくもりが伝わってきて体が暑くなってきた...。

「ふーん」

長い沈黙を瑛が破った。

「お前の一方的な想いってことか」

「だからなんだよ」
忍が眉間にしわをよせている。

え?どういうこと?


「悪いけど奏音が俺に惚れるのは時間の問題だから」

はっ?!瑛なんてこといってくれるの?!

「お前には奏音はまかせられない。いくぞ奏音」

忍が体育館に戻っていってしまった。


「え?忍待って!!!」
私は一度だけ瑛を見たあと忍を追いかけた。

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