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暗い少女は明るい少女?

第20章 クリスの話

翌日

すみれは昼休みに灰音に話しかけた。

「灰音、ちょっといい?」

「???。いいけど?」

灰音はキョトンとした表情を見せたがすぐ普通の表情になりすみれと一緒に教室の外に出た。

「で何?」

灰音は普通の口調で聞いてきた。

「灰音は、水沢灰音さんは…好きな人っている?」

「え?」

「ねえ、いる?」

「…なんで?」

「…。」

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