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暗い少女は明るい少女?

第24章 大学生のGW

4月があっという間に過ぎ、もう5月やって来た。
1ヶ月ってなんて早いんだろう。
僕は改めて月日の流れの速さを思い知った。

「そっか。もうゴールデンウィークだっけ?」

僕がそういきなり言ったものだから一緒に居た純は顔をこっちに向けた。

「え?」

「いや、もう5月だなって。」

「もうすぐ楽しみな休みってこと?」

「まあ、そういうこと。」

僕たちはちょうど空コマでキャンパス内の木陰にあるベンチに座って話していた。

「なんか予定ある?」

僕は純に聞いた。

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